構造は丈夫で長持ち、耐震・制震・免震構造・木造耐火|遠藤泰人+空間スタジオ

構造は丈夫で長持ち、耐震・制震・免震構造・木造耐火

木造でも長持ちする強い建物ができます。
また木造でも耐火建築ができるようになりました。
美術品、レコード、書籍などの収集家、画家・彫刻家など芸術家のアトリエには免震構造がお薦めです。

耐震・制震・免震

最近の大地震を契機に木造を含めて耐震性能が見直されてきました。
在来木造住宅は接合金物だらけになりました。
骨組みの段階ではちょっと見るに忍びない姿ではあります。

さて地震対策に関しては以下の3つの考え方があります。
■耐震とは、建物を出来るだけ強い箱として、地震に耐えようという考えです。
 これは建築基準法で定められています。
■制振とは、地震の力を出来るだけ弱めようとするものです。
 耐震基準をクリアーした上で、更に追加で与える性能です。
■免震とは、地震の揺れを建物に伝えないようにする考え方です。
 これも耐震基準をクリアーした上で、更に追加で与える性能です。


鉄筋コンクリート造、鉄骨造の場合は構造計算に基づいて設計を行います。
しかしながら一般的な木造住宅の場合、構造計算を行っておりません。
経験に基づきながら建築基準法の耐震基準にしたがって設計するのが普通です

私たちは木造の場合、構造は耐震性に優れたSE構法を採用する例が多くなってきています。
SE構法についてはこちら>

免震工法についてもIAU型免震システムの設計資格を持っております。
まだ実施例がないのですが、是非ともコレクションを大事にしたい、作品を大事にしたいというコレクター、アーティストの方だけでなく、何しろ揺れない事をご希望の方はご連絡ください。
IAU型免震システムについてはこちら>

木造耐火が可能になりました

木造耐火構造が認められるようになりました。
その事により今まで防火地域では100㎡(30坪)までしか建てられなかった木造建物が、3階建てまでですが自由に建てられるようになりました。
東京では以前は駅前、幹線道路近くにしかなかった防火地域が、地震時の防災の為にどんどん拡大しています。
地盤の悪い地域には建物が軽いので、杭や地盤改良も簡易になりローコストかがはかれます。
又密集地での工事も可能になります。
浅草橋で1棟建てましたが、とくに難しいことはありませんでした。
また、旧借地借家法で建っている木造の建物の建替えも可能になります。

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